2026年1月25日の朝、西淀川区のいつもの風景が一変した。小野三丁目あたり、工場と古い家がごちゃまぜになったあの辺りから、ものすごい黒煙がモクモクと上がってきたんだ。火元は3階建てのコンクリートビルで、2階と3階が特にひどかったみたい。
119番が入ってから本当にすぐ、消防車があちこちから集まり始めた。午前中にはポンプ車、はしご車、応援の車両合わせて35台も出動したって。こんな大規模な出動は珍しいよね。火が一気に広がる危険と、狭い道や電線だらけの場所で作業がしにくいっていう、この辺りの街の構造がそのまま出た感じだ。
ありがたいことに、死者も重傷者も出なかった。消防の人たちも、近所の人たちも「無事でよかった…」って顔してたよ。煙を吸った人が何人かいて、近くの病院で診てもらったけど、その日のうちに帰れた人がほとんどだったって聞いてホッとした。
でも、心の中はそう簡単じゃなかった。長年住んでるおじいちゃんおばあちゃんたちは、自分の家や長年通った道が燃えるのを目の前で見て、呆然としてた。若いお母さんたちは子供を抱えて親戚の家に逃げたり、車に飛び乗ったり。近くの商店も煙と道の封鎖で早々にシャッターを下ろしてた。
それでも、この街らしい温かさがすぐに出てきた。近所の人たちが水や毛布を持ってきてくれたり、コンビニの店員さんが消防の人たちに温かい飲み物をそっと渡したり。地域のLINEグループでは「今夜泊まれる人いますか?」「必要なものあったら言ってください」って声がどんどん上がってた。普段は顔見知り程度でも、いざって時はちゃんと繋がってるんだなって、改めて感じたよ。
こういう火事、どうやったら減らせる?
完全にゼロにするのは難しいかもしれないけど、ちょっとしたことでかなり防げることはある。
まず、煙探知器はマスト。各階に光電式のやつを付けて、全部連動させる。1個鳴ったら家中で鳴るタイプが一番いい。高齢者世帯は市から無料でくれるところもあるから、絶対もらった方がいい。
電気の点検も大事。古い家だと配線がもう限界きてることも多いから、年に1回はちゃんとした電気屋さんに診てもらって、怪しい延長コードやタコ足は全部処分しちゃう。
ヒーターやストーブの周りは本当に気をつけて。最低1メートルは空けて、絶対に布団や服をかけない。うちの実家でも昔、うっかりで焦げ臭くなったことがあって怖かった。
避難経路もちゃんと決めておく。家族で年に2回は「ここから出る」「ここに集まる」って実際に歩いてみる。うちは子供が小さいから、夜中でもすぐ出られるように玄関に靴を置いてる。
ガソリンとかシンナーとかは、家の中じゃなくて外の物置に鍵かけて保管。昔近所でそれで火が出たことがあって、みんなトラウマになってる。
あと、道を塞がないでほしい。消防車が入れないと本当にヤバい。狭い路地に車停めっぱなしにしないで、ゴミや物も溜めないようにしたい。
それでも街は立ち直る
小野三丁目の火事は、街全体が焼ける前に収まった。消防の人たちは本当に大変だったと思う。住民もパニックにならずに避難できて、近所同士の助け合いがちゃんと機能してた。
焼けたビルはしばらく工事になるだろうけど、この街の人は強い。もう次の日から「あの家どうなるかな」「何か手伝えることあったら言ってね」って普通に話してる。
火事って怖いけど、こういう時だからこそ「自分の家もちゃんと見直そう」って思えるきっかけになるよね。
今夜、煙探知器の電池チェックしてみない? 廊下の散らかったもの、ちょっと片付けてみない? 隣の人に「火事の時どうする?」って軽く聞いてみない?
次のサイレンが鳴らないように、みんなで気をつけよう。



0 Comments